下総ファミリー97号 2018/01/23

< 2018年 年間行事予定 >

* 2月 3日(土)・ 4日(日)   冬合宿(那須塩原)

* 2月25日(日)   昇級審査(清水公園体育館)

* 3月11日(日)   千葉県(組手・型)大会(清水公園体育館)

* 4月21日(土)・22日(日) 国際大会・全日本ウエイト制大会(東京体育館)

* 5月   千葉県少年大会

* 5月20日(日)   昇級審査(清水公園体育館)

* 6月   セミコンタクト大会(大阪)

* 6月17日(日)   支部交流試合(清水公園体育館)

* 7月28日(土)   東日本大会(墨田区総合体育館)

* 8月   夏合宿

* 8月18日(土)・19日(日)   極真祭(京都府立体育館)

* 9月30日(日)   支部型試合(清水公園体育館)

*11月   全日本大会

*11月18日(日)   昇級審査(清水公園体育館)

*11月24日(土)   全関東大会(水戸)

*12月   千葉県少年部団体戦(柏)

上記行事は予定変更になる場合もあります。

上記行事中は各道場休館になります。

< 千葉県空手道及び型選手権大会 >

3月11日(日)に清水公園体育館に於いて当支部主催の

千葉県空手道及び型選手権大会が行われます。

皆様のご協力を是非宜しくお願い致します。

< 読書のススメ >

新年になりました。今年も宜しくお願い致します。

ここ数年間1月の下総ファミリーで読書の話をしています。山田総本部長のブログを読んでいると

大変勉強になります。私が教養的なものを得るのは先生方や知識人の方からの情報や媒体

などで得ます。本も媒体の一部かもしれませんが一番得るものはやはり本だと思います。

社会情勢などは媒体に含まれるニュースや新聞などで知る事が出来ますが歴史(古典など)

や著者の考えなど沢山の情報や語彙がインプットできるのは本です。本の中にも何冊かに

1冊はあまり為になるとは思えないものもあります。つまらない本は読むのを止めた方が

よいと言う意見もありますが私は一応最後まで読みます。その他に私は年に何冊か同じ本を

購入してしまいます。本を購入する時、カバーを付けてもらうので表紙のデザインをあまり

覚えておらず読んでいると途中で『あれ?』と言う事があります。又、単行本を買って読んだ

ものが文庫本として売り出されたり、うろ覚えの表紙が変わっていたりと・・・

しかし一回読んだ本をたまに読み返して見る事はありますが2回熟読する事は中々ないので

割り切ってもう一度最後まで読みます。

去年恥ずかしながら3冊も同じ本を購入しています。(泣・笑)しかしながら、頭の中にインプット

されていなかった事柄にまた触れる事が出来ました。私は基本的に気になった所はノートに書いて

いますが何回か読んだり書いたりしないと覚えられないのであまり必要ではない文言も書いたりして

います。他の本でその文言が数回出てくると頭の中に入ってきたりします。

前にも書きましたが私の道場では本の貸し出しをしていますので本に書き込みはしません。生徒に

ゲームも良いけど本も読もうと言うと『お金がない』図書館があるゾ!!と言うと『時間がない』

『めんどうだ』と言います。道場に置いてあると最初は渋々借りていましたが、今では数える程度

しかおらず寂しい限りです。新聞も意味が分からなくてもいいから見る様にと道場に置いています

が、誰も目を通さない日もあります。勉強、宿題、空手の稽古で忙しいのでしょう(悲・笑)

最後に私が去年読んで為になったり良いと思った本を幾つか紹介します。

・サイコパス

・座右の書「貞観政要」

・サピエンス全史 上と下

・天皇とは北極星のことである

・原因と結果の経済学

・「都市」の世界史

・ユダヤ知的創造のルーツ

・「文系力」こそ武器である

・売れないものを売る方法そんなものがほんとうにあるなら教えてください

・ミライの授業

・新しい童話の読みかた

・日本会議の正体

まだまだ沢山ありますが割愛させていただきます。

< 時代と共に流れゆく動き >

ここ数年、TV業界での年末は格闘技が習わしとなりつつあります。色々な見方ができますが、

戦い方に流行りのような傾向が見受けられます。何年か前にある先生に当時寸止めと称された

空手が外国で上段突きを避けないのはおかしいと言われ避けが認められたと言う事を教えて

頂きました。我々の空手では顔面攻撃(手技)は認められていないので相撲空手と言われていた

頃がありました。顔を避けるという事が少ないし実際、基本的な動作の中にも見当たりません。

勿論捌いたり躱す動作はあります。なので組手で下突きで利かせて上段膝蹴りで落とすという

技が決まったりしました。キックボクシングやムエタイは顔面パンチの意識があるので基本的には

予め顎を引きぎみに構えていて首相撲の様に掴んで行わないと当てずらいと思います。

そこで私の道場では10年以上前からスエーなどの動きをとり入れました。実際城北支部の

キックボクシング経験選手がこの動きを入れていたと思います。次に的にならない様にボクシング

のピーカブー(タイソンがやっていた)動きを教えた所、ロシアのボクシング経験者や城西支部の

一部の選手が試合の中で取り入れていました。私はもっと速い動きを求めて脊髄反射の動きや

小動物の動き、フェンシングや剣道の運足の動きを入れています。冒頭の格闘技の話で思った事は

全空連の飛び込みをつかう選手が増えてきたと思いました。実際、総合の堀口選手や所選手なども

使っているようです。これからの我々の空手のスタイルも色々進化していくと思います。

私は空手は勿論のこと、色んなジャンルの格闘技を観に行っています。強い選手に共通している

事は強固な精神は勿論の事、小動物の様な速さと察する力が強いと思います。

身体を使う稽古も必要ですが目で本物を観て試行錯誤して実行(行動)するという事も大事だと

思います。それが Don’t think.FEEL!(考えるな!感じろ!)無意識の動作に繋がると思います。

子供達が憧れる選手がたくさん出てきてほしいと思います。