月別アーカイブ: 2013年5月

祝勝会2013/05/30

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5月26日の日曜日、千葉県柏市のマリベール柏において先日行われた世界ウェイト制の祝勝会が盛大に開催されました!

軽量級世界チャンピオンの小沼隆一君の歌もあり、門井敦嗣オンステージもあり、金子みちのり君のスベり芸あり(どんズベリの一発芸orz)大変盛りあがりましたd(^_^o)

お集まり頂きました皆様、本当にありがとうございました!皆様の応援が選手の励みになります!次は大阪での全日本ウェイト制、そして11月の無差別全日本へと続きます。

試合に出る選手も、応援される道場生も一丸となって支部を盛り上げていきましょうo(^_^)o

いじょ  おしまい

世界ウェイト制32013/05/25

いよいよ迎えた決勝戦!相手はポーランドのピョートル・モチドウスキー選手。この選手は確か自分が出場させてもらった8年前の第3回大会にも出場し、4年前の第4回大会では3位に入賞したこともある選手です。全日本ウェイト制にも出場したりヨーロッパ軽量級では実績のある選手です。

組手スタイルは軽いフットワークから間合いを計り、打ち合いの中から上段の技を振ってくる、昔いたピーター・サヴィッキーに象徴されるようなポーランドらしい組手!

ここまで全階級で日本人選手が残っており大会前に掲げられた、日本の全階級制覇の為にも負けられない隆一君。そのプレッシャーは、計り知れないものがあったと思われます( ̄^ ̄)ゞ

いざ試合が始まると序盤から隆一君の強烈な下段が決まると膝がガクンと落ちるモチドウフスキー選手!明らかにここまでの激戦のダメージが見てとれます。一方の隆一君は初戦からここまで3試合全て延長にもつれ込む展開でしたがまったくのノーダメージ(^^) 下総選手会で鍛えあげられた強靭な肉体と、空手母国日本代表の責任感がどんな疲れた状況でも隆一君を支え前進させる。

試合が進むにつれダメージを蓄積されていくモチドウスキー選手。終盤になるともう少しで倒れてしまうのではないか!?、と思いましたがここから恐ろしい勢いで反撃に出る。劣勢を自覚したモチドウスキー選手は、もの凄い形相で上段を連発してくる!明らかに倒しにきている((((;゚Д゚)))))))  しかしその状況さえも予測していかのように自分のすべき事を確実に行っていく隆一君。

判定4-0で隆一君勝利! 優勝! 世界一!!

ここまでプレッシャーからか動きが硬く上背のある相手の上段が心配でしたが、試合が進むにつれて、強い攻撃力と打たれ強い身体、そして強い心で相手との差を広げていく。全日本軽量級チャンピオンに相応しい 戦いであったと思います。

 

大会前のプレッシャーはもちろん、強化合宿や日々の稽古。仕事との兼ね合いで彼にしか分からない苦しみがあったと思いますが、彼の練習に対する姿勢は世界チャンピオンに相応しいものであったと思います!決して妥協しない、諦めない。その姿勢はすべての道場生の良き見本であると思います。これからは世界チャンピオンとしていろいろ大変だとは思いますが、彼ならきっとその立場に相応しい試合、練習態度を見せてくれると信じています( ̄^ ̄)ゞ

試合後も喜びを爆発させるでもなく、ほっとしたのと次への課題を口にしていた隆一君。さらなる高みを目指して頑張ってもらいたいと思います。

いじょ   おしまい´д` ;

世界ウェイト制22013/05/19

準決勝、相手はウクライナのエルダー・イスマイロフ選手。今大会の最大の山場となる強敵!18歳の若さながらヨーロッパ軽量級を制し、超新星と謳われる選手。組手スタイルは、左右どちらでも蹴れる鋭い上段回し蹴りに左の下突きを絡め、相手が効いたとわかると一気にラッシュしてきて最後は胴回し回転蹴りへと繋ぐ倒す組手!少しも気の抜けないイヤな相手です(;´Д`A

試合が始まると180センチの長身から繰り出される鋭い上段に、突きから下段へとジワジワと相手を削っていく隆一君。一進一退の攻防はまたしても延長へ。こうなってくると隆一君ペース!瀬戸口支部長より授けられた下段回し蹴りと門井さんに吐くまで追い込まれるスタミナ稽古が活きてくる。最後まで恐ろしく鋭い上段を蹴る相手をなんとか振り切り延長戦で勝利!よっしゃo(`ω´ )o

本人イマイチ納得してないのかもう1回延長やりたそうな顔をして試合場を降りてきたのが印象的でした。

最大の難敵を退けいよいよ決勝戦。ひとつ山を越えたと思ったら息つく間もなくさらなる大きな山。これが極真空手のトーナメントの厳しさ。体力的にはもちろん、精神的にもすり減って徐々に身体を蝕んでいく。疲れて弱気になる人もいますが、隆一君はどんなに疲れていても自分で自分を追い込みキツイ練習を積み重ねられる人。そして軽量級の全日本チャンピオンとしての責任。そういったものが苦しい状況でも、心が折れず彼を支えているように見えました。

いよいよ決勝戦。あと1試合。

続きます( ̄^ ̄)ゞ

お知らせ2013/05/12

最近のせんげん台一般部の稽古は、中高生が増えて以前と比べるとかなり活気が出てきて良い雰囲気だと思います(^^) このまま継続して稽古していってもらいたいです!

そして木曜日の一般部の稽古も終わりにさしかかった頃、道場入り口から怪しげにチョロチョロと覗きこむ輩がいるので見に行くと小沼隆一君と弟の聖太君でした(^^;; 世界ウェイト制の応援の御礼にきつわざわざ来てくれました!

突然の軽量級世界チャンピオンの登場に道場生も戸惑いながらも嬉しそうにしていました!そこでお願い(かなり強引に)してサインを書いてもらったり、握手してもらったり、記念撮影をしimageたり、とその日来ていた道場生は貴重な体験をしていました!

そして世界ウェイト制の優勝祝賀会が決まりました!5月26日の日曜日に柏駅から程近いマリベール柏で行われます。詳細、申し込みは各道場まで!

チャンピオンと触れ合い、話しを聴けるのはそうそうある事ではありません!この機会を是非お見逃しなく! みんなで隆一君をお祝いし、美味しいお酒を飲みましょう♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪    酒飲めないけどその日は自分も飲みます( ̄^ ̄)ゞ  たぶん‥ ちょっと‥ (;´Д`A

 

いじょ   おしまい

世界ウェイト制12013/05/06

ゴールデンウィークですねぇ〜 今日は近くのお祭りに行ったら愛宕道場の佐々木太一君に会いました!そんな日曜日でしたが世界ウェイト制大会からもう1週間が経ちました。以下世界ウェイト制観戦記です。

世界ウェイト制の前日の夕方、小沼隆一君は東京体育館で行われる大会前にいつも宿泊するビジネスホテルへ!試合前に少しでも身体を休めたい、との理由から前日から会場近くのホテル入り。最近はそうでもなくなりましたが、彼はかなりの寝坊常習犯として人を待たせる事がありました(^^;;

夜はホテル近くの中華の食べ放題に6人で行き、試合前の緊張している隆一君を気遣い(気遣ってたのかいつも通りだったのか(^^;; )楽しく食事をし隆一君も試合前日なのに最後までモグモグと食べていました(彼はいつも食べるのが遅い(^^))  結局11時過ぎの閉店まで喰らい尽くし彼はここで自分のホテルへと帰って行きました。

賑やかな場からビジネスホテルの狭い部屋へと戻ると、さっきまでの楽しい時間とはうって変わってもう寝たら明日は試合、という現実に引き戻されるような感覚があったなぁ(´Д` ) 遠い昔の現役の時の話しです。今試合に出てる人達も同じなのでしょうか?

そしていよいよ試合当日!軽量級の1番最後の試合に隆一君登場。1回戦の相手は、少し小柄な南アフリカの選手でした。試合序盤から強烈な下段を叩き込む。相手も蹴られると明らかに嫌がっている。しかし中々しぶとく応戦してきて延長戦にもつれ込む。やはり1回戦ということと全日本王者というプレッシャーからか動きが少し堅く、効かせる所まではいくけどその後が続かない。あと2、3発蹴れば倒せる、という所で試合終了!文句なしの勝利ですが、本人は試合場を降りると首を傾げる。

気負い過ぎなのか単調なリズムで技の繋ぎが少し堅く感じたけど、次のロシア人との戦う前に延長戦まで動けて身体もある程度ほぐれたのではないかと珍しく前向きな意見を彼に伝える( ̄^ ̄)ゞ

そして2回戦!相手は昨年の全日本ウェイト制大会でも戦ったロシア人!ここからが正念場o(`ω´ )o 相手も前回負けているので研究しているだろうしリベンジを狙い必死の形相で向かってくる。しかしそれを上回る気迫の攻撃で相手を引きずり降ろしていく。1回戦同様動きの堅さはあるものの、落ちないスタミナと攻撃力で強敵のロシア人を退ける。

この時点でベスト4確定!勝っても負けてもあと2試合。そしてここからさらなる難敵が待ち構えていました‥

つづくm(_ _)m