下総ファミリー114号 2020/11/20

< 行事予定 >

*11月28日(土)  極真祭(武蔵野の森総合スポーツプラザ)

*11月29日(日)  全日本空手道選手権大会(男子・女子)(武蔵野の森総合スポーツプラザ)

*12月13日(日)  千葉県少年部団体戦(柏市沼南体育館)

*  1月10日(日)          合同初稽古(清水公園体育館)

※ ↑ 上記行事中は各道場休館になります。

< 冬季休館のお知らせ >

            【年内最終稽古】   【年始初稽古】

*せんげん台道場     12月26日(土)     1月 7日(木)

*愛宕道場        12月26日(土)                  1月 5日(火)

*流山道場                             12月28日(月)                  1月 5日(火)

*我孫子道場                          12月26日(土)                 1月 5日(火)

*おおたかの森道場               12月26日(土)                 1月 5日(火)

*松伏道場                              12月26日(土)                 1月 7日(木)

< 演武と試し割り >

試し割りを行ったことがある人は多いと思います。祭りやイベント、あるいは結婚式とか色んな

所でやる事が出来ます。少年部の試し割りは親御さんなどの前で行うと喜ばれます。やった本人も

自信に繋がりますし何より誇らしく見えます。初めて行う人はやはり緊張もするでしょうし失敗

したらどうしようとか怪我をしないだろうか、そもそも沢山の人の前で緊張せず出来るんだろうか

など人によってまちまちですが試し割りには演じる形はありません。文字通り試し割りですから。

ワールド空手のNO.236に『演武プロジェクトチーム』始動とありました。読んで見ると、大会や

イベントにおいてクオリティやレベルの高い演武を披露し、極真空手の魅力や活動を多くの人に

知ってもらうために拡張高い空手を具現化するものと言う事が書かれていました。私が思わず写メ

をした文があり今も残していますが、松井館長が仰られた『演武は美しく演じなければいけない。

誰が観ても美しいと思う動作を意識すること』と書かれていました。

私の心にもの凄く響きました。『動作はその人の生きる姿勢を現している』つまり普段の姿勢や

動作が美しくないといくら上手に演じようとしてもその姿が現れてしまうと言う事だ。我々は

武道をしている者として普段からキチンとしていなければならないといけないと言う事です。

前に書いた事がありますが、ある先生と私たち弟子6人位で座って先生のお話しを聞いていて

お話しが終わって先生がスッと立たれて去って行かれました。私たちは、アーッとかウーッとか

腰を叩きながら皆は立ち上がりました。先生は返って来られた時、年寄じゃないんだからスッと

立てと仰られました。皆は後でやっぱり先生は違うなと話していました。その後のある日、先生

を含めて皆で飲んでいた時にその話に触れて先生は、私だって本当はアーッだのウーッだの言って

腰を叩いて立ちたいよ。だけどそれをやってどうなる。腰が治るのか?だったらスッと立ってサッ

と去った方が見た目も美しいだろうと仰った。先生は良く老いの話をするなと言われます。

因みに先生は70歳です。それから私も座った後はスッと立ち動くように心がける様にしました。

そのお蔭で少しは私の演武も自分なりに変わったと思います。先生の足元にも及びませんが☺ 

< プロとしての仕事 >

先日、あるテレビ局のスタッフの方からスタジオに遊びに来ませんか?との連絡があり、ついでに

A君の話をして下さいと言われました。私はその番組の事はあまり知らなかったのですが承諾しま

した。関係者以外には話さず収録に行きました。テレビ局は初めてではありませんでしたが、

コロナ禍で検温は勿論かなり厳しい中での収録となりました。私は25階にある控室に通され1人で

部屋に入りました。広さは30㎡位でしょうか。ロケ弁が幾つか置いてありました。他に誰か来られ

るのかな?と思いましたが私だけでした。

その後、スタッフの方が来られ説明を受け、続いてディレクターの方が来られて打ちあわせをしま

した。打ち合わせはリモートでも3日間行っていたので確認と変更などの話し合いです。

ある程度のセリフがありそれを覚えて準備をしました。

時間が迫り他の階にいたA君の所へスタッフに連れられて挨拶をするため向かいました。(先生が

生徒に挨拶『笑』)大きな控え室に沢山のお供の人が部屋にいました。彼と軽く話をした後、

スタジオへ私たちとお供の人達と一緒に(ある意味一寸した大名行列『笑』)移動しました。

スタジオには独特の緊張感があり私はスタッフに紛れて下さいと言われ、ジャンバーを着て待機

しました。すると直に次々とMC等のメンバーが入場されました。席に着くとこれまた直ぐに

オンエアされました。凄いと思ったのは急に皆さんがハイテンションで収録が始まった事です。

つまりON、OFFのスイッチ(切り替え)が自由自在と言う事です。別に楽しい空間ではなく

漂う緊張感に包まれた空間にいて、いきなりのハイテンションで始まったのです。面白い所では

スタッフの方が直ぐに反応して大笑いしたり、それにMCが反応したりしていました。全くカット

がなく流れて行くのを見て休まないんだと思いました。そしていよいよ私の番になり、挨拶をして

ジャンバーを脱いでいる時に直に振られて驚きました。(映像では実際道着を直しながら笑って

いる)セリフの様なものを覚えてたのにMCは全く違う事を振り、殆どアドリブになってしまい

ました(笑) 最後の方も全く違ったのでスタッフさんに、ここは入れて下さいと言われていたので

私が勝手に軌道修正しました(笑)

長い時間スタジオで収録しましたが実際には数分のオンエアで終わっていました。(笑)

とても楽しく参加させて貰いました。ディレクターの方、スタッフの方、A君のマネージャーの方

A君貴重な体験をありがとうございました。

MCの方やタレントの方、スタッフの方のプロ意識の高さを勉強させて頂きました。スタジオを

後にするさいタレントの方々が挨拶をして下さいました。特にいつもお茶らけているタレントの

方が私の所まで来て下さり『先生ありがとうございました』と笑顔で挨拶して下さいました。

(こうしてファンは作られていくんだなぁと思いました)

PS.しかしA君バリバリ」の芸能人になってたなぁ・・・当たり前か。(笑)

お礼に名前入りの一撃道着プレゼントしようかな(^^♪