感じた事 2015/04/22

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18日19日の土曜日曜と千駄ヶ谷の東京体育館に於いて毎年恒例の国際大会が開催されました!支部の結果は最新ニュースのページにあるので今回は2日間の大会の中で目にしたものや感じた事を書いていきたいと思います!

自分は2日間とも審判をやっていました。審判控え室の前で岡田先生と談笑していると、裏口から松井館長がお見えになりました!自分と岡田先生は瞬間的に不動立ちから十字を切りご挨拶を‥   ふぅ ナゼか 焦った(;´Д`A  ご苦労様、と館長より声をかけて戴く。  そして会場内へと入って行かれる。その間も数人の道着姿の大人や子供とすれ違う松井館長。しかし立ち止まり、挨拶もない道着姿の大人や子供達。ん〜それはいけないでしょう、と残念な気持ちになりました。

国際大会という一般道場生にとっては最高峰の大会に出てくる人達が組織のトップの松井館長に対してその態度(>_<)  また試合場に上がるときや終了してから試合場を出るときの挨拶も出来ていない人も何人か見受けられました。自分が審判しながら気付いたときは声をかけて、挨拶をして下がってもらいました。

また自分と岡田先生が二階のベンチに座り弁当を食べているとけっこう人通りがある場所で向こうからポーランドの選手やコーチと思しき一団がこちらに向かって歩いてくる。すると審判服を着た自分達を見て皆さん十字を切って挨拶をしてくる。う〜ん、素晴らしいd(^_^o)

試合でも感じたのは、今回マスターズというカテゴリーに出場したルーマニアの強豪選手のストイアン ニコラエという選手。ストイアン選手の組手スタイルは、大きな気合いを発しながら強い突き蹴りを繰り出してくる(おおざっぱですいません(^^;;) そのストイアン選手がセコンドにつき、生徒と思われる緑帯の男の子。試合が始まると同時に猛然と相手に向かっていき、先生のストイアン選手と同じように大きな気合いを発しながらいかにも強そうな突きをブンブン振り回していく。試合は惜しくも負けてしまいましたが、先ほどの挨拶やこの子の気合いのように今の日本にはない部分を外国人の方が持っている現状。見ていて素晴らしいなぁ、と感心してしまいました。

そして今回、下総支部から門井先生が試合に出るということで、選手がウォーミングアップをする地下の体育館のサブアリーナに久々に降りました。自分が全日本大会や世界大会に出た時と同じ、入り口入って1番奥の左はじ。ここがいつも下総支部の定位置になっていました。今回もそこに陣取り試合の準備をしていると、隣に20人程のある支部の人達が来ました。参加人数もかなり多く混み合う体育館内。その人達も試合に出る準備を始め、ミットを叩いたりマッサージを受けたりと色々していました。自分は審判だったので荷物を置いてその場を離れました。

そして全ての試合が終わり表彰式も終わり荷物が置いてあるサブアリーナへと降りて行く。混み合っていた体育館内も今はみんな帰ってしまったのか人もまばらに‥  自分達が陣取っていた場所に戻ると隣の人達ももう誰もいない。いないけどそこにはその人達が飲んでいたであろうペットボトルや食べ物の袋が散乱している(ーー;) ある程度の年齢で茶帯や黒帯の人が自分達が出したゴミをそのままにして帰っていく。中には優勝とか入賞した人もいたような‥  そんなことでいいの?(゚o゚;;

極真空手という武道を習っている人達が‥  国際大会という大きな大会に出てくる人達が‥   茶帯や黒帯の人達が‥  いい歳した大人が‥

何より自分達が試合前に勝つ為に一生懸命ウォーミングアップをしていた思い入れのある場所を汚されて怒りよりも哀しく切ない気持ちになりました(´Д` )

試合に勝つことも大切ですが、そこだけじゃないんじゃないの?と思いました。ゴミをそのまま平気で置いていってしまうような人が、細かい気配りや注意をはらえるわけもなく、きっと試合にも反映されていると思います。たとえ勝ったとしてもそんな勝ちは意味も価値も薄いと思いました。

自分達が最後まで残っていたのでそのゴミは片付けて帰りました。今一度道場で子供達や大人の人に伝えていかなくてはならない事を確認できた国際大会でした。

試合にはまったく触れてません(^^;;が、選手や応援の御父兄の皆さん、スタッフの皆さん本当にお疲れ様でしたm(_ _)m

写真はサブアリーナの左はじのいつもの場所です!

いじょ    おしまい