I.K.O.セミコンタクトルール全中四国地区大会 兼 香川県空手道選手権大会 2022/10/16

日本赤十字社 義援金チャリティー

I.K.O.セミコンタクトルール第4回秋季全中四国地区交流大会 2022香川県空手道選手権大会

香川県丸亀市土器川体育センター 主催/香川支部・岡山西支部

10月23日(日)丸亀市土器川体育センターにおいて、I.K.O.セミコンタクトルール全中四国交流大会、2022香川県空手道選手権大会(支部長、岩田厚)が行われた。

今大会では、開会式のあと高校生男子、壮年女子、一般男子、一般女子の極真ルールでの組手試合から始まった。今大会最初の試合となったのは一般男子の部。池田亮太(岡山西・井原)と中木海舟(徳島・徳島大学)の迫力のある戦いで後半池田の攻撃が中木の動きを止めて池田が勝利した。一般の試合を最初に持ってきたことで会場が一気に盛り上がった。

続いて、壮年女子の試合が行われた。寺峯典子(岡山西・井原)と坂西真美(香川・高松仏生山)の対戦は、本戦両者拮抗した試合を見せ延長戦に。延長戦では、坂西が手数を落とさず攻めるが旗は、坂西に2本。寺峯に1本。体重判定で優勝は寺峯典子。

一般女子の部では、平松花菜(岡山西・倉敷大内)が犬伏千春(徳島・佐古本部)に上段、中段回し蹴りで合わせ一本を取り優勝。

一般男子の部決勝では、兼久啓太郎(大阪東南・堺城山台)が圧巻の強さで池田亮太(岡山西・井原)に勝利し優勝。

続いてセミコンタクトルールでの組手の部。3コートで同時に試合が始まり、各コートからの気合が会場に響いた。小学3年男子の部では、吉本気輝(香川・丸亀)がスピードと安定した攻撃で優勝した。小学4年男子の部も、先程と同様大勢の選手が出場したが、磯崎陽向(岡山西・玉島)がスピードのある攻撃で勝利を重ね優勝。中学生男子の部では、全員がキレのある技と果敢な攻めで見る者の目を引き付けた。優勝は、この日のために猛特訓を続けてきた高松大和(香川・高松仏生山)が手にした。一般男子の部では、AリーグとBリーグに別れて試合が行われた。決勝戦はAリーグ1位の木元啓男(岡山西・倉敷大内)と、Bリーグ1位の内藤響(岡山南・倉敷本部)が対戦。両者一歩も引かぬ戦いで判定に持ち込み、内藤響が優勝を手にした。

続いて型の部。今大会もトーナメント方式で行われた。幼年の部では、竹島国駿(愛媛中央・道後)が幼年とは思えない堂々とした型を打ち優勝。小学3年の部では、決勝戦で池田逞翔(岡山西・笠岡)と植村心音(岡山南・水島)が対戦。2人とも力強い型を打ち、3対2で池田逞翔が優勝を決めた。小学5年の部では、先程述べた2人の兄と姉で池田飛翔(岡山西・笠岡)と植村心美(岡山南・水島)が決勝で対戦。キレと迫力のある型を打ち、心音の姉、心美が優勝を果たした。一般男子の部では、内藤響が安定した型で優勝し、セミコンタクトと型のダブル優勝となった。

午後から極真ルールでの組手の部が始まった。まずは幼年の部。型の部でも優勝した竹島国駿(愛媛中央)が力強い組手で勝ち進み、型、組手のダブル優勝を飾った。小学1年男子決勝戦は、佐藤叶馬(岡山西・笠岡)と 亀井悠獅(兵庫西・志筑)との対戦。加盟が積極的に攻めるも佐藤の上段回し蹴りが有効で佐藤叶う間が優勝を手にした。小学2年生男子上級の決勝戦は、白石永遠(愛媛中央・衣山)と徳山岳(岡山西・井原)との対戦。徳山は小さい体で果敢に攻めるが白石の攻撃に一歩及ばず白石が優勝した。小学5年男子上級の部は優勝経験のある選手が多く出場し、誰が優勝してもおかしくないトーナメントだった。その中でも池田飛翔(岡山西・笠岡)が二四岡歩(広島・呉焼山)を僅差でや破り優勝した。小学3年女子の部では植村心音(岡山南・水島)が優勝、小学5年女子の部では植村心美(岡山南・水島)が優勝し、姉妹で組手部門優勝を手にした。

中学生女子-45kgの部では西本あかり(広島・地蔵通り)が果敢な攻めで優勝し、こちらも型と組手のダブル優勝となった。

大会ではセミコンタクトルール、型、極真ルールの3つの部門で試合が行われ、早朝の準備や各部門での業務、試合終了後の片付けなどを先生方やスタッフの皆様が協力してくださったおかげで今大会も無事終えることができた。感謝を忘れずに今後も練習・試合に取り組んでいきたい。

kaga-兼久vs池田 kaga-佐藤vs亀井 kaga-寺峯vs坂西 kaga-仁木vs寺峯 kaga-池田vs二四岡 kaga-白石vs徳山 kaga-平松vs犬伏