2021セミコンタクトルール全中四国地区交流大会 香川県空手道選手権大会 2021/09/20

日本赤十字社 義援金チャリティー

第3回I.K.O.セミコンタクトルール全中四国地区交流大会

2021香川県空手道選手権大会

 

2021年9月19日(日)

香川県丸亀市民体育センター

主催/国際空手道連盟 極真会館 香川支部・岡山西支部

 

令和3年9月19日(日)、香川・岡山西支部(岩田厚支部長)は、香川県丸亀市民体育センターにおいて、日本赤十字社 義援金チャリティー 第3回I.K.O.セミコンタクトルール全中四国地区交流大会 2021香川県空手道選手権大会が、谷琉生選手の力強い選手宣誓で幕を開けた。

KAGAWA-谷琉生の選手宣誓KAGAWA-小学1年のセミコン組手右山下、左越智午前の部は、第3回I.K.O.セミコンタクトルール全中四国地区交流大会が行われた。

4年前に「実戦性」「安全性」「競技性」を目的で新たに考案された「I.K.O.セミコンタクトルール」は、7月24日(土)、埼玉県熊谷市の彩の国くまがやドームにおいて行われたI.K.O.セミコンタクトルール2021全国交流大会が開催されて一瞬たりとも目を離すことができないスリリングな試合が多く展開された。

第1試合目、小学1年生の部からまさに一瞬たりとも目を離すことができないスリリングな試合となり、香川支部高松道場の越智文勢が積極的に技を出すも岡山西支部笠岡道場の山下武留のスピードのある動きにポイントがとれない。越智の技が尽きたところに山下の上段突きが入りポイント1選手となった。後半、越智の上段突きが決まりポイント1。そこで小豆袋が入り、同者ポイント1であるが先取した山下武留が優勝した。

小学3年男子の部準決勝戦は、岡山西支部玉島道場生のどうしの妹尾玄樹と松川英斗の対戦となった。日ごろ一緒に稽古しているためなかなかポイントが取れないまま時間が過ぎていく中、思い切った上段突きを出した松川英斗がポイント1、先取を取った。妹尾としては少ない残り時間で2ポイントは取りたいという思いで中段突きを出し、まずは、ポイント1.もう1ポイントとるために果敢に攻めるが時間の小豆袋が投げ込まれ、ポイント1対1で、先取の松川が勝利し決勝に進出した。

もう一人決勝戦に上がってきたのも玉島道場の荒木優羽。お互いに技を出し合うがポイントにつながる技は決まらない。終了間際松川の上段月が決まりポイント1。主審の「構えて初め。」と同時に荒木が技を繰り出すが、時間切れ。優勝は、松川英斗が手にした。

次に型競技がトーナメント方式で行われた。

谷琉生 西本あかり

小学6年の部では、予選から誰が優勝してもおかしくない型が打たれ、その中でAブロックから広島支部宝町道場、西本あかりが力強い型で決勝へ進出。Bブロックからは、香川支部高松道場の吉原弓結がスピード感ある型で決勝へ進出した。決勝戦は、女子対決となり、力強さにスピードと切れが加わった西本あかりが優勝を手にした。

中学生男子の型決勝戦は、香川支部丸亀道場の吉本衣吹と香川支部高松道場の選手宣誓を行った谷琉生の対戦。両者とも予選から力強い型を打ち決勝に上がってきた。吉本は、撃砕Ⅲ。谷は、突きの型。仲間が見守る中主審の手が上がり同時に型を打つ。両者の型が打ち終わり主審の「判定を取ります。判定。」で旗が上がる。2対1で優勝は、谷琉生が果たした。谷は、セミコンタクトルール組手の優勝と2冠を果たした。

昼休憩をはさみ午後から組手試合が開始された。幼年から一般まで19クラスが行われ、各クラス暑い闘いが繰り広げられた。

山下充留(左) 池内博(左)

 

 

 

 

 

 

 

 

小学3年男子初級は、岡山西支部笠岡道場の山下充留がフルコンタクト組手に初出場ながら1回戦から積極的に攻めていき、見事優勝を果たした。

壮年部決勝戦は、半年前に行われた岡山県大会で準優勝の兵庫西支部播州道場の百鳥良作と、香川支部丸亀道場の池内博の対戦。両者ともに1回戦、2回戦と苦しい戦いをしての決勝戦。両者ともに重戦車のごとく鋭い突き、蹴りを出し合う。今度こそ優勝と技を出す百鳥の攻撃に、池内の長いリーチから出す突きと突きから膝蹴、突きから前蹴りの攻撃が百鳥の動きを止め判定に。旗は全員が池内に上がり池内が優勝を手にした。両者の健闘に会場から大きな拍手が贈られた。

最後に大会開催に携わっていただきました全ての関係者の皆様に感謝いたしますと共に、心より厚く御礼を申し上げます。