昇段審査を実施。新たに3名の黒帯が誕生しました。 2013/12/12

12月1日(日)三軒茶屋道場にて、冬期昇段審査を実施しました。

受審者は、

紺野祥久1級(三軒茶屋)
多田将太朗 1級(東大和)
加藤優果(狛江)

の3名。

審査は

①筆記 ②体力審査(ボール蹴り。逆立ち歩行。棒飛び。拳立て。柔軟性。)③基本技。④移動技。⑤型。⑥連続組手。

の順で行われました。

当支部では、体力審査で一定のポイントをクリアしないと、実技審査には移れないシステムですが、今回の3名はきっちりと仕上げてきました。特に高校生の多田1級は、ほとんどの項目を満点でクリアし会場から拍手が沸き起こりました。

基本技、移動技、型では、要所要所に、

「裏拳回し打ちのポイントを初心者に伝える様に説明してください。」
「平安Ⅱの①~②号令の動作の分解を説明して下さい。」

等と質問が入り、非常に緊張感の高いものとなりました。

連続組手では、女子中学生の加藤1級は、溝畑初段や佐藤初段等、当支部の精鋭女子選手を相手に、高校生の多田1級は、上段蹴りで技ありを奪う等迫力のある組手で、紺野1級は前半は間合いを上手く操作し、後半苦しみながらも、3名とも見事10人を達成しました。

加藤1級、多田1級は小学生低学年から稽古を続け、紺野1級は茶帯を締めてから約20年経ての挑戦。

皆、最初から強かった訳では無く、継続して稽古し続けた成果が見事花開きました。

城西世田谷東支部が求める黒帯像。

①組手が強い。
②技が上手い。
③社会性がある。

体現するために、黒帯をスタートラインに、これからも稽古に励んで欲しいと思います。

合格おめでとうございます。

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審査終了後に

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左から加藤1級、紺野1級、多田1級 3名とも見事昇段!