2017秋季北海道空手道選手権大会・新人戦 2017/11/26

日本赤十字社 東日本大震災 平成28年熊本地震災害 義援金チャリティー
2017秋季北海道空手道選手権大会・新人戦
日時/平成29年11月19日(日)
会場/函館アリーナ・武道館
後援/函館市・函館市教育委員会
協賛/トーショウコーポレーション株式会社

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11月19日(日)函館アリーナ武道館に於いて2017秋季北海道空手道選手権大会を開催しました。
北海道ナンバーワンを決する札幌開催の夏の北海道選手権大会に対し、函館開催の秋季大会は新人選手育成大会としてボディープロテクター着用で試合が行われました。

開会式では国家斉唱の後、大会顧問である前衆議院議員・前田一男先生よりご祝辞を頂戴しました。また試合に先立ち大会実行委員長兼大会審判長である横山誠支部長よりルール改定の解説と正しい礼の仕方を含めた試合中の所作作法の解説も行われました。

幼年の部は昨年準優勝の佐藤神楽(函館本部)が優勝。上段蹴りを当てる技術が向上していました。また、最年少4歳の小園茶々子(函館本部)が準優勝し会場を大いに沸かせました。小園選手は試合での闘争心も然ることながら、礼の仕方や開始線の位置などもしっかり理解して試合を行っていました。

小学1・2年生の部は安定した試合運びをした和田直大(函館本部)が優勝。幼少部から少年部に上がった時には道場で涙を見せることもあった和田君ですがとても逞しくなりました。

小学3・4年生の部は3年生の小園瑠璃丸(函館本部)が優勝しました。7月の北海道大会(札幌)9月の全東北大会(宮城)と力を出し切れずに下位回戦で敗退していましたが、2歳上の兄に付いて一般部にも参加する様になり、稽古の成果が大きく開花しました。

小学5・6年生の部は門崎未来(直轄札幌)が優勝。準優勝の栗山千寿嘉(胆振)との決勝戦は門崎選手のパワーと栗山選手のテクニックがぶつかり合う今大会のベストバウトでした。

中学1年生の部は長恵里花(札幌東)が頭一つ抜けた強さを見せ優勝しました。しっかり気合いを掛けて技を出すところは他の選手の模範となりました。

11月3・4日に開催された第49回全日本大会での選手の礼法への厳格な指導を受けて、今大会も選手の所作作法について厳しく指導されました。閉会式でも横山支部長から「試合はルールの中で行われるスポーツの要素も多いが、武術として捉えるなら空手の技術は刹那の技術。いざという時に出来てこそ本当の技で、出来なければ死ぬかもしれないという事。試合場の挨拶や所作は何時何処で何をするのか分かっている事。これが出来ない人に本当の技が身に付くのか。これは審判員にも言える事。」との話がありました。

運営に忙しい支部長指導員に代わって中高生の先輩達がウオーミングアップの指導
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開会式
開会太鼓は夏の北海道選手権で優勝し今大会(新人戦)には出場できない選手会候補生の小園蘭丸君
ご来賓ご祝辞。前衆議院議員・前田一男先生 http://www.maedakazuo.jp/
選手宣誓は舘崎晧星(函館本部)
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試合開始
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表彰式
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【幼年の部】
優 勝 佐藤神楽 (函館本部)
準優勝 小園茶々子(函館本部)
第三位 江口朔矢(函館桔梗)

小学1・2年生の部】
優 勝 和田直大(函館本部)
準優勝 高川修一(札幌東)
第三位 中井悠太(函館本部)

小学3・4年生の部】
優 勝 小園瑠璃丸(函館本部)
準優勝 酒井道(函館本部)
第三位 井上世梨(函館本部)

小学5・6年生の部】
優 勝 門崎未来(直轄札幌)
準優勝 栗山千寿嘉(胆振)
第三位 平野遥斗(函館本部)

中学1年生の部】
優 勝 長恵里花(札幌東)
準優勝 堀田勇真(胆振)
第三位 濱野愛麻(直轄札幌)

敢闘賞 大竹詩織(函館桔梗) 濱田拓海(函館本部)